
ともぞうです…ビットコイン変動が激しいですね…楽しみです。株式投資の方は本業が忙しい中なので長期保有のみでデイトレードはできていません…定期的にトレードしないと感覚が鈍くなる気がしますので、時間が有る時はトレードできる様心掛けたいですね…
今回はPBRとPERについてご紹介していきます。既に知っている方もいるかも知れませんが、初心者の方向けに配信しますので温かい目で見守って頂けましたら幸いです。
株式投資を始めると良く聞くワードがPERとPBRになります…
PER、PBRとは

「(PER)株価収益率」と「(PBR)株価純資産倍率」の事を指し、どちらも株の割安感を判断するための指標となります。

PER(株価収益率)は企業の業績に対する株価の割安感を示す
PER(Price Earnings Ratio)とは「株価収益率」の事で、株価が企業の収益に対して割安なのか割高なのかといった関係を示す指標となります。

PERは株価を純利益で割って計算する事から「株価が企業の純利益の何倍で買われているか」を意味する物と言えます。
PERは、値が低いほど割安となります。
参考にPERの割高、割安判断の具体例を挙げますね…
[PERの計算例]
a社 株価10000円、1株当たりの純利益500円
b社 株価10000円、1株当たりの純利益1000円
上記の場合ですと…「PER(株価収益率)=株価÷一株当たりの純利益」に基づいて計算すると…
a社のPER=10000÷500=20倍(a社の株価は企業価値の20倍で買われる)
b社のPER=10000÷1000=10倍(b社の株価は企業っ価値の10倍で買われる)
利益の20倍の株価で購入できるa社より利益の10倍の株価で購入できるb社が割安と判断されます。
PERは「○○年で投資資金を回収できる」という言われ方もされる様です…上記の例ですとa社の株価は20年で回収できる…b社の株価は10年で回収できるという見方もされます

PBR(株価純資産倍率)は企業の資産に対する株価の割安感を示す
PBR(Price Book-value Ratio)とは「株価純資産倍率」の事で、株価が企業の純資産(資産価値)に対し割安か割高かどうかを示す指標となります。

PBRは「株価が企業の純資産(資産価値)の何倍で購入されているか」を示します。
PBRの値についてはPBR=1を上回るか下回るかで、割安かどうかを判断されます。
1を下回る方が割安、1を上回ると割高となります。
PBRの割安・割高判断に「PBR=1」を基準とする理由
PBRの割安・割高を示すのにPBR=1を基準とするには理由が有ります

[PBR=株価÷1株当たり純資産=1」とは「株価」と「1株あたり純資産」が等しい事を指します。
この、「1株当たり純資産」は仮説として企業が解散した場合に株主の手元に残る価値(解散価値)に相当すると考えられております。
[PBR=1]で「解散価値」と「株価」が等しい場合には仮に株価で株を購入した後に企業が解散したとしても、株価と同等の価値が手元に残ります。この時の株価は「適正価格」と判断します。
株価が割安か割高かは[適性価格]を上回るか下回るかで判断し、この適性価格の状態(PBR=1の状態)が割安・割高の判断基準となった様です。
株価が適性価格を上回る場合、「PBRが1より大きい」の場合は割高となり、株価が適性価格を下回る場合、「PBRが1より小さい」の場合は割安と判断します…
PBRの割高、割安を判断する具体例
[PBRの計算例]
a社 株価10000円、1株当たり純資産5000円
b社 株価10000円、1株当たりの純資産10000円
c社 株価10000円、1株当たりの純資産20000円
[PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たりの純資産]に基づいて計算すると…
a社のPER=10000÷5000=2倍 b社のPER=10000÷10000=1倍
c社のPPER=10000÷20000=0.5倍
この場合…a社の2倍(割高)>b社の1倍>c社の0.5倍(割安)となります
PER,PBRのみの判断基準で株価を購入する事はオススメしませんが、購入時の一つの判断基準にはなりますので、知っておいて損は無いと思いご紹介させて頂きました。
どちらを基準に判断すれば良いかと疑問に思われる方もいると思います…。
※短期投資はPER ※長期投資にはPBRと考えます
PERは利益に対する割安感を示す指標の為、利益は短期的に大きく変動する事が多く短期投資をする上で使用頻度も高いと考えます。
PBRは純資産に対する割安感を示す指標の為、純資産は短期的には変動しないと考える事から長期投資をする上で使用頻度が高くなると考えます。
10年を超えるような長期投資を考える際には有効と言われている様ですよ。
お読み頂きありがとうございました。
今後とも当ブログを宜しくお願い申し上げます。

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