信用取引 回転売買

ともぞうです…

信用取引のメリットとして回転売買が挙げられると思います…

ポイントは同じ銘柄を何回もトレードです。

出来高が多い銘柄、株価の変動が大きい銘柄では一日に何回もトレードをする事がございます。

チャートを予測して信用買いや信用売りを行う手法です。

信用取引では同じ銘柄で有っても、他の銘柄への乗り換えで有っても、同じ保証金を活用して1日に何度でも回転売買が可能です

現物取引で認められているものはある銘柄を売った代金でその日のうちに他の銘柄を買うというケースのみです。

信用取引を使った回転売買

信用取引を使った回転売買

信用取引を始める前は現物取引を行うわけですが、一日の値動きが激しい銘柄、値動きのパターンが似ている傾向が有った銘柄で一日に何度も入ろうと考えましたが、現物取引では同じ銘柄では一日に一回しか出来ず悔しい思いをした事がございます。信用取引では同じ銘柄で何度も回転取引ができるのでメリットと捉えています。

買いヘッジと売りヘッジについてもご紹介していきます…

買いヘッジ

株価が上昇する確率の高い銘柄を見つけたのにそれを購入するための資金が不足していて、追加投入できるのは先になってしまう状況で有った場合、信用買いとその後の現引決済を活用する事で、「現在の株価で買う事」をあらかじめ固定化できます。これが買いヘッジという手法です。

例えば目の前で500円の株価をつけている銘柄を10,000株購入したいと考えたと仮定します。その為には、500万円の資金が必要となりますが手元にそれだけの余力が無くその金額に達するまで資金を用意できるのは1カ月先だった場合にどうすれば良いでしょうか…

購入代金の全額が必要となる現物取引では資金の準備ができる1カ月を待つ事しかできません…その間に株価が上昇してしまう可能性が発生します。これに対して信用取引では例えば委託保証金率が30%で有る場合に購入代金に対して150万円以上の保証金を入れる事ができれば10,000株を買い建てられます。

その後に株価がどれだけ上昇しようとも、信用買いの建値である500円で現引することが可能となります。

そのため、1カ月後に株価が600円になっても、500万円で10,000株の株式を手に入れると共に100万円の評価益が得られます。

逆に400円まで値下がりした場合はどうなるのか?その時点で現引を行うと、500万円で10,000株を購入することになり100万円の評価損が発生します。

しかし1カ月後まで待っていれば400万円で10,000株を手に入れられたというのはあくまで結果論です。

500円で買いたいという当初の希望は叶っていますし、現引によって現物株を取得したので長期保有も可能になります。

買いヘッジ

※あくまで株価の上昇の確率が高いと判断した銘柄になりますが、現物取引では手元資金が足りず諦めていた事が信用買いをして購入できるのはメリットと捉えます。

売りヘッジ

次は売りヘッジに関してです…配当目的の方も上手く活用できるかもしれません…

信用取引では保有中の現物株の価格変動リスクをヘッジ(回避)する手段としても活用できます。具体的には、売りヘッジと呼ばれる手法を用います。

例えば株主優待を目当てに保有している現物株は権利確定日を過ぎると株価が下落する事がよく見受けられます。そこで権利確定前にその銘柄を信用売りし、株価が下落した後に買い戻す(反対売買する)のです。そうする事で信用取引では利益が得られ、現物株で発生した損失を穴埋めできます。

公募・売出しを発表した銘柄(PO)に注目する際にも売りヘッジを用いればリスクを未然に回避できます。

POとは既に上場している企業が資金調達の為に新株を発行したり大株主が保有株を売却する際に実施される物です。大抵は時価よりも安い値段で、買付の手数料無しで購入できるのが大きな魅力です。しかし公募・売出し価格が決定し、実際にその株を買った後で数日間は売却できない期間がございます。

公募・売出し直後に一旦は株価が上昇したものの、その間に下がるケースもよく見受けられます。この様なリスクを回避する為には公募・売出し株を購入した後、売却可能日迄に自分自身で目標と定めた水準まで値上がりした時点で同じ銘柄を信用売りする事を推奨致します。

公募価格2,000円で購入した株が一旦上昇したものの、売却可能日には1,800円になったケースを参考に見てみましょう。
仮にこの投資家が想定していた高値の目処が2,300円だったとすると、売却可能日迄にその水準迄達した時点で、同じ銘柄を購入株数と同じ量だけ信用売りします。そして、売却可能日を迎えて手元に入ってきた株式を現渡する事で信用売りの決済を行うと、株価が公募価格を200円も下回る1,800円になっていた場合でも、信用売りを行った時点の価格である2,300円が得られます。

言い換えれば、売却可能日に自分が希望している2,300円で売ることを固定化できたわけです。

このように、何らかの理由で売却したく無い現物株を保有している際に同一銘柄を信用売りする事を「つなぎ売り」といいます。

売りヘッジ

売りヘッジに関してイメージしやすいようイラストを加えました。重複した内容になりますがご了承願います。

信用取引の「売建(うりたて)」とは、証券会社から株式を借り入れ、先に売却し後から買戻す取引手法です。

株式の現物取引では、買付けた株式が値下がりすると損失(評価損)が生じますが、持ち続けるか、損切りするかしかありません。
しかし、信用取引では、株式の値下がりを予想する場合、値下がり前に売建てし、予想通り値下がりした後に買戻す(買い返済)取引ができます。つまり、売建てたときよりも株価が下がっていれば、利益を得ることができるのです。

その1 株主優待の権利を得る

「株主優待」は魅力のひとつ。だけど、優待の権利落ち後は値下がりして株主優待の価値を超える値下がりをしてしまう場合も。。。
そんな時は、現物株式の「買付」と信用取引の「売建」をあらかじめ組合わせることで、株価変動のリスクを抑えつつ、株主優待を得る事ができます。

<例:株主優待があるA銘柄>

例えば、権利付最終日にA銘柄において、現物取引の「買付」と信用取引の「売建」を1,800円で同時に行い、権利落日に現物取引で買付したA株を使い「現渡し(げんわたし)」を行うことで、価格変動のリスクを抑えつつ株主優待を得ることができます。

権利付最終日に1,800円で現物買と信用新規売。権利落ち(株主優待の権利取得)。権利落日に現渡し。

※株主優待や配当金を目的に株を所有されている方も多いと思いますが信用売りは活用できていますか?長く保有されている方であれば権利落ち付近の株価の動きは予測できるのでは無いでしょうか。この時期のみ信用取引をされるのも悪く無いかもしれません…

※信用取引は危険だから…現物取引のみだから…とお考えの方も多くいらっしゃると思います。(私も危ないと言われ暫く現物のみでした)

危険の中にもメリットが有り、知る機会を失うのは勿体無いと考えます。

空売り(信用売り)以外にも現物取引をしている方を守る(リスク回避)やり方がございますので知って損をする事は無いですね…

お読み頂きありがとうございました。

今後とも当ブログを宜しくお願い申し上げます。

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