ともぞうです。
優待株を選ぶ際のポイントと買付タイミングをお伝え致します。
配当+優待
配当と株主優待の両方の場合、各々、別々に考えず配当と優待を合わせた金額が、株価に対してどのくらいかを考えましょう。
株価がその金額に対して割安でならば、数年間株を保有しているだけで投資額を回収できることもあります。
長期保有すると優待内容がアップする株などはNISA投資にピッタリかもしれません。
買付タイミング
優待株は【権利付最終日】に向けて株価が上昇します。
その翌営業日の【権利落ち日】から売られ始めて下落する傾向となります。
そのため「権利付最終日」間近に購入すると高値掴みになる可能性有りです。
また「権利付最終日」を過ぎてからの数ヶ月間は
株価が比較的上昇しづらい時期ですが
言い換えれば、安く買えるタイミングとなります。
優待株を購入する際は、上手にタイミングを狙うという事です。
例えば、優待銘柄として人気のエム・エイチ・グループ(9439)の日足チャートを
見ると、権利付最終日の年末に向け株価は上昇していますが、
その翌営業日の権利落ちの日に株価が下落していることがわかります。

優待株の注意点
1.権利確定日 | 優待を受けるには、配当を受取る時と同様に【権利確定日】に【優待対象株数】を保有する必要があります。【権利確定日】の2営業日前である【権利付最終日】まで現物株式を購入し、株主になりましょう。 (「権利落ち日」以降に持株を売却しても、その基準日分の優待がもらえます。) |
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2.優待対象株数 | 【優待対象株数】は最低売買単位と異なる場合があるので 注意が必要です。 例:最低売買単位=100株だが、優待は300株以上の株主が対象。等 |
優待投資の大事なポイント
株を長期保有するには納得のいく株価で買付けることが大切です。
また優待株の場合は優待品が自分にとって嬉しい品かどうかも大事なポイントです。
さらに投資先を選ぶ際には、「応援したい」と思える企業かどうかも重要です。
値動きに一喜一憂せず、企業の成長を見守る事で
あなたの株主ライフをより素敵なものにしてくれるはずです。
※購入の際はこれらのポイントを意識すると良いかもしれません。

配当についても説明して参ります。
配当とは
企業が株主に対し利益の一部を還元する制度になります。
株を保有している限り、受け取り続けることができます。
ただし、金額は企業ごとで異なり、積極的に設備投資などを行う必要がある
成長企業は、業績が好調でも配当を行わない可能性がございます。
長期投資で銘柄を選ぶポイント
配当利回りが高さ
配当利回りとは
株の購入金額に対しリターン(受取る配当金)がどのくらいか?を表します。
「配当利回り(%)=配当金額÷株価×100」で求められ、利回りが高いほど〝お得〟となります。
※高配当と位置付けられる銘柄は〝利回り3%以上〟が目安です。
※プライム(旧東証一部)全銘柄の平均配当利回りは約1.7%(2017年2月末時点)
配当利回りとは株価に対する配当金の割合になります。
株価が上がれば利回りは低く、株価が下がると利回りは高くなります。
つまり、「利回りが高い=売られて株価が下落している」と
捉えることもでき、利回りが高いけれども
下値不安の少ない銘柄に投資することがポイントです。
そこで注目したいのが
食品や医薬品等のディフェンシブ銘柄(景況による利益変動が小さい銘柄)です。
これらの銘柄は配当利回りが高い傾向があり株価の値動きも比較的小さい為
長期保有向きと言われます。
配当をもらうには権利確定日に保有している事が必要です。
権利確定日
配当を受けるには【権利確定日】に株主名簿に登録される必要があります。
【権利確定日】は3月末とする企業が最も多いのですが月日は企業毎です。
【権利確定日】が3月末の企業でも、3月末に株式を購入すれば
いいわけではありません。株を買付けてから受け渡されるまでに
2営業日かかる為、実際には【権利確定日】の2営業日前である
【権利付最終日】までに現物にて株を購入し、株主になる必要があります。
(【権利付最終日】の翌営業日{「権利落ち日」と言います}以降に株を売却しても、その基準日分の配当はもらえます。)
配当狙いで株を購入する場合は、必ずスケジュールを確認しておきましょう。
- ※PTSナイトタイム・セッション(17:00~23:59)の取引は翌営業日扱いとなるため、権利付最終日にPTSナイトタイム・セッションで買い付けした株式は権利落ちとなり、株主優待の権利はつきません。

※権利確定日に高配当株を保有し配当をもらうようにしましょう。
米国株と日本株を組み合わせて毎月配当暮らしができるのが目標です。
道のりは長いですが…


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